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NAHOKO YAMAZAKI dyeing works
図案から染色まで
身近なモチーフの中に面白い形を見つけて、そこから模様を作っています。
少ない要素で表現することで、すぐに何がモチーフか気が付かなくても、分かった時にちょっとした驚きのある模様づくりを目指しています。
型染という技法を中心に布を染めています。
型染は切り絵の要領で模様の元となる型紙を作ります。
そのため型染の模様は、自由に描くのと違い、切り絵として成立させるための制約が生まれます。それがモチーフの簡略化につながり、模様の面白さに繋がります。
染め方は、布の上に型紙を置き、切りぬいた部分にもち粉と糠粉で出来た糊をつけ、染まらない部分を作ります。
糊をつけた生地をハンモック状に張り、糊を乾かします。
糊が乾いたら刷毛で染液を引いて染めます。
糊は水でふやけて落ちるため、色止めをした生地を水洗いして糊を落とし、最後に熱湯で煮洗いして余分な染料を落とします。
ヤマザキ ナホコ
1988年 神奈川県生まれ
2010年 Print Textile Festival of cocca 2010
審査員 遠山正道賞 受賞
2011年 女子美術大学美術館収蔵作品賞 受賞
2011年 女子美術大学芸術学部工芸学科 卒業
2014年 卯辰山工芸工房染工房 修了
2016年 金沢湯涌創作の森 藍工房スタッフ
現在金沢市にて制作活動を行う
nahoko yamazaki
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